「今さら楽器なんて…」と思っていませんか?
「昔は楽器をやっていたけれど、今から再開するのは難しそう…」
「楽器を始めてみたいけれど、もういい歳だし…」
「楽譜も読めないし、今からじゃ無理かな…」
そんなふうに思って、やってみたい気持ちを諦めていませんか?
楽器を始めるのに「遅すぎる」ということはありません。
♦昔やっていた楽器を、もう一度始めてみる
♦子どもの頃から憧れていた楽器に挑戦してみる
♦ずっと聴いていた好きな曲を、自分で演奏してみる
♦忙しい毎日の中に、自分のための音楽の時間をつくる
音楽は、年齢に関係なく楽しめるものです。
「いつかやってみたい」と思っているなら、その気持ちこそが始めるきっかけ。
楽器を始めるなら、今日がいちばん若い日です。
このコラムでは、大人になってから楽器を始める楽しさをご紹介します。
憧れの楽器を、今から始めてみませんか?
「いつか、この楽器をやってみたい」
そう思いながら、気がつけば何年も経っていた……という方も多いのではないでしょうか。
仕事や家事、子育てなどに追われていると、自分のために使える時間はなかなか作れません。
でも、子どもが大きくなって少し時間に余裕ができたとき、仕事を退職したとき、あるいは生活が少し落ち着いたとき――。
そんな人生の節目は、「いつかやりたい」と思っていたことを始める絶好のタイミングかもしれません。
「昔からフルートに憧れていた」
「ギターを弾いている姿がかっこよくて、ずっと気になっていた」
「好きな曲を自分でも演奏してみたい」
楽器を始める理由は、そんなシンプルな「好き」で十分です。
むしろ、大人になってから始めるなら、自分が本当に好きなものを選べることが大きな魅力。
また、楽器を始めることをきっかけに、これまで聴いてきた音楽を改めて振り返ってみるのもおすすめです。
♦昔好きだった曲。
♦今でも聴くと気分が上がる曲。
♦ライブで心を動かされた曲。
♦「この音、いいな」と感じる楽器。
そうやって自分の「好き」を見つめ直していくと、「自分はこんな音楽が好きだったんだ」と、新しい発見があるかもしれません。
何かを始めるのに、特別な理由やきっかけはいりません。
「やってみたい」と思ったその気持ちこそが、始める理由です。
昔やっていた楽器を、もう一度始めてみませんか?
「学生時代に吹奏楽部で楽器をやっていた」
「昔ギターを買ったけれど、いつの間にか弾かなくなった」
「以前レッスンに通っていたけれど、忙しくなってやめてしまった」
そんな経験はありませんか?
一度やめてしまった楽器でも、「もう一度やってみたい」と思ったら、再スタートしてみるのもおすすめです。
「昔できていたから、少し練習すればできるはず」と思っていても、ブランクがあるとなかなか思うようにいかないもの。
反対に、独学で始めると「何を練習したらいいのかわからない」「なかなか上達しない」と、モチベーションが続かなくなってしまうこともあります。
そんなときに心強いのが、音楽教室でのレッスンです。
レッスンでは、自分のレベルや目標に合わせて練習内容を考えてもらえるので、「次のレッスンまでにここを練習してみよう」という目標ができ、楽器を続けるきっかけにもなります。
一人で練習するよりも、「先生に聴いてもらおう」「次はこの曲を弾けるようになりたい」と思えることが、モチベーションの維持につながることも。
また、昔使っていた楽器が手元にある場合は、再開する前に一度状態を確認してみましょう。
長い間ケースにしまっていた楽器は、見た目はきれいでも調整が必要になっていることがあります。
「この楽器、まだ使えるかな?」
「修理した方がいい?」
「買い替えた方がいい?」
そんなときは、ぜひ楽器店に相談してみてください。楽器のこと、レッスンのこと、これから始めること。分からないことがあっても、一人で悩む必要はありません。
大人だからこそ楽しめる、音楽のある暮らし
大人になってから楽器を始める魅力は、単に「趣味が増える」ということだけではありません。
大人になると、仕事や家事など、日々の生活の中で「自分のためにコツコツ取り組む時間」や、「少しずつできることが増えていく」経験が、意外と少なくなっていきます。
だからこそ、楽器を練習する時間は新鮮です。
最初は音を出すだけで精一杯だったのに、少しずつ音がきれいになったり、難しかったフレーズが吹けたり弾けたりするようになったり。
「前よりできるようになった!」そんな小さな成長を、自分自身で感じられることは、楽器を続ける大きな楽しみのひとつです。
そして、大人の趣味には「自分に合った楽しみ方を自由に選べる」という魅力もあります。
♦音楽教室で先生に教えてもらうのもいい。
♦社会人サークルや楽団など、仲間と一緒に演奏するのもいい。
♦まずは独学で、好きな曲を自分のペースで練習してみるのもいい。
「どんな音楽をやりたいか」「どのくらいのペースで楽しみたいか」に合わせて、自分に合った場所や方法を探すことができます。
さらに、音楽を通じて新しい人と出会えることも。
同じ楽器が好きな人、好きな音楽が似ている人、年代も仕事も違うけれど音楽をきっかけに仲良くなれる人。
大人になってから新しいコミュニティに出会う機会は、意外と貴重なものです。
自分の好きなことに、自分の意思で時間を使う。
そして、少しずつ成長していく自分を楽しむ。
それは、子どもの頃とは違う、大人になった今だからこそできる音楽の楽しみ方なのかもしれません。
「やってみたい」と思った今日が、いちばん若い日
ここまで読んで、「ちょっと楽器をやってみたいかも」と思った方へ。
その気持ちが芽生えた今こそ、始めるタイミングなのかもしれません。
「もう○歳だから……」
「今からじゃ上達するのは難しそう」
「楽譜も読めないし、楽器も持っていない」
そんな心配は、いったん置いておきましょう。
楽器を始めるのに、決まった年齢も、特別な経験も必要ありません。
まずは楽器を見てみる。実際に音を聴いてみる。触れてみる。どんなレッスンがあるのか調べてみる。
そんな小さな一歩からで大丈夫です。
「昔使っていた楽器があるけれど、まだ使えるかな?」
「自分にはどんな楽器が合うんだろう?」
「初心者でもレッスンについていける?」
「仕事をしながらでも続けられるかな?」
分からないことがあれば、楽器店や音楽教室に相談してみてください。
楽器を始めることは、単に新しい趣味をひとつ増やすだけではありません。
好きな音楽をもっと身近に感じたり、少しずつできることが増えていく喜びを味わったり、新しい人や音楽との出会いが生まれたり。
これからの毎日に、今までなかった楽しみがひとつ加わるかもしれません。
「いつかやってみたい」と思っているなら、その「いつか」を今日にしてみませんか?
楽器を始めるなら、今日がいちばん若い日。
あなたの「やってみたい」を、音楽で始めてみましょう。

